今回は、「人生で、どれくらいお金がかかるの?」ってお話です。
「老後2000万問題」、皆さんも記憶に新しいのではないですか?
金融庁の報告書によると
要は、65歳の男性、60歳の女性夫婦が
95歳まで生きたと仮定した場合、
2000万くらい足りないからよろしくー。
ざっくり言うとこんな感じです。でも実は、そんな事は何年も前から
言われていたことであり、お金について多少の知識がある人は、「何をいまさら?」って感じですよね?
ちなみに、2000万では足りないとの意見も多数あります。
ではなぜ、お金について、ほとんどの人が知らないのでしょうか?
それは国の政策にあります。この話は長くなるので、また違う記事で書くことにします。
1.死ぬまでにどれくらいお金って必要なの?

はい、いきなり結論から書きます。人生で必要なお金は、
夫婦の場合で、
約2億9465万円
おひとりさまの場合、
約1億5240万円
となります。
イメージ湧かない人のために細かく見ていくとこうなります。
内訳
▼22歳 就職 約20万円
社会人1年目。オシャレや歓迎会などの交際費も必要です。
初任給をもらうまでは20万程度の準備を。
▼24歳 一人暮らし 約50万円
家賃は手取りの3割以内が相場です。敷金・礼金合わせて家賃の4か月分、仲介手数料、翌月の家賃、家財保険等。
▼25歳 転職 約55万円
一昔前は、1つの企業に勤めるのが当たり前の時代。ここ数年は、転職は当たり前。
しかし、転職活動にもお金がかかります。自己都合の場合は失業手当が出るのは3か月半後。最低でも3か月分の生活費の準備が必要です。
▼26歳 友達の結婚ラッシュ 約5万円/1回
ご祝儀に3万円、美容代3万円。2次会1万円。遠方の場合、別途交通費。何かと出費がかさみます。
▼29歳 結婚 約430万円
結婚披露宴代280万円(70人規模の場合)新生活準備費約150万円新婚旅行に行く場合は、プラスα!
▼同時にマイカー購入 約300万円
車代とは別に、賃貸マンションの場合は駐車場代。年間50万円の維持費が掛かることも忘れずに。
▼30歳 長女誕生 約50万円
支給される、出産育児一時金は42万円。入院、分娩などを含めた数字です。
▼33歳 長男誕生 約50万円
主に分娩費用のみ。洋服はお下がりで十分。
▼35歳 マイホーム購入 約4000万円
地域によって差はありますが、諸経費合わせて、最初に1500万円はご準備を!
▼42歳 子供の進学ラッシュ 約5000万円
子供1人につき大学卒業まで約2500万円。主に教育費が多くを占めます。しっかりと、貯める習慣を。
▼同時に両親の介護 約550万円
介護の初期費用250万円。月々10万前後掛かります。「高額介護サービス費」などの制度の活用を!
▼55歳 がん発見 約55万円
がんの種類、進行により異なりますが、がんや、生活習慣病を幅広くカバーできる医療保険に加入しておくと安心です。
▼58歳 長女が結婚 約100万円
長女の晴れの日。しっかりサポートし、送り出してあげましょう。
▼59歳 長男結婚 約100万円
男性は女性と違い結納金が必要です。80~100万円は用意してあげましょう。
▼60歳 退職 約3000万円
夫婦2人が65歳~80歳まで生きた場合、必要経費約2700万円。
それとは別に、自宅の修繕費、医療費として約300万円必要です。
ここまでで、
約1億3200万円
その後、
▼老人ホームに入居 約2300万円
80歳前後で入居、90歳まで生きた場合。これ以外に、医療費、娯楽費など・・・
▼葬式 約200万円
葬儀の希望、形により異なるが、受け取る香典の金額を考慮しても100万円以上は用意しましょう。
めっちゃ掛かるやん!
★貯蓄額の目標は?
結婚までに、約600万円子供が中学進学までに約1000万円、定年までに、約3000万円これくらいあると、とりあえず安心とのこと。実際にみると、とんでもない金額でした!
ヒャーーーーー!
2.貯まる人貯まらない人の特徴

普段考えることも少ないので、実際に書き出すとびっくりしますよね?
貯蓄が必要なことは分かっても、どうやったら貯まるんだって話ですよね。。。
実は、貯まる人、そうでない人には特徴があったんです。
▼貯まる人の特徴
□本当に欲しいものかどうか吟味、長く使えるものは、高くても迷わず購入。
□お得情報は自分で収集
□ATMでは必要以上のお金は引き出さない
□毎月貯蓄。貯蓄額を常に把握している
□外食よりも自炊が多い。それを苦に感じない
□欲しいものがある時は家族や周りに相談
□家計簿をつけ、レシートも保管
□ムダな物を増やさない。不要な物はすぐに処分
□常に部屋が整理整頓できている
▼貯まらない人の特徴
□「セール」という言葉だけで気持ちがワクワクしている。
□レシートはすぐに捨て、探しても見つからない
□旅行などで予算がオーバーした時、「なんとかなるさ」で乗り切る
□外食中心、自炊が苦手
□飲み会やライブ、誘いを断れず予定外の出費が多い
□300~500円程度のコンビニ買いが多い
□給与天引きの「先取貯蓄」をしていない
□部屋が汚い、片付けが苦手。とりあえず床やテーブルに置くくせがある。
□冷蔵庫の中から、半年以上前の賞味期限のものが発見される。
□新しい情報に敏感、流行・話題のお店は早い段階でチェックしている。
貯蓄ができる人は、気分に流されたりしない。
自分をコントロールでき、しっかりとした意思を持った人かぁ。。。
うわっ、真逆!
全てにおいて、考えずに行動するめんどくさがりな人は貯蓄が苦手タイプ。
自分の行動を振り返ると、「時間がない」「効率が悪い」、など、
言い訳をして整理整頓が出来ていない・・・まずはモノやお金の整理整頓から始めてみては?
まさに私の事です・・・
3.まとめ

今回は、人生における「お金」についてみてきました。
数字で見ると結構リアルでしたね。
ざっくりおさらい、人の一生で必要なお金は、
人生で必要なお金
▼夫婦の場合
約2億9465万円
▼おひとりさまの場合
約1億5240万円
となります。
皆さんも貯まる人のクセをつけてみては?
貯まる人は…
□本当に欲しいものかどうか吟味、長く使えるものは、
高くても迷わず購入。
□お得情報は自分で収集
□ATMでは必要以上のお金は引き出さない
□毎月貯蓄。貯蓄額を常に把握している
□外食よりも自炊が多い。それを苦に感じない
□欲しいものがある時は家族や周りに相談
□家計簿をつけ、レシートも保管
□ムダな物を増やさない。不要な物はすぐに処分
□常に部屋が整理整頓できている
どちらにせよ、生きていくためには「お金」が必要です。
お金が貯まらない人は、見直しのきっかけになればと思います。
ありがとうございました。
お時間です、さようなら。