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【2019年】ステロイド剤はこわい薬ではありません。正しく理解すれば、小さなお子様でも安心して使用できます。

こんにちは、けるとも(@kerutomo)です。

突然ですが、みなさんは「ステロイド」という言葉を聞いたことありませんか?ステロイドは、虫に刺された時のかゆみ等、皮膚トラブル全般に使われるお薬です。

虫に刺された時って「ムヒ」を塗りませんか?実は有名な「ムヒ」にもステロイドが入ってます。(非ステロイドもあります)

僕は仕事柄、たくさんの方に様々な薬を提案してるんですが、ステロイドはこわい薬、キケンな薬と思っている方もまだまだ多いのが現状です。

そこで、正しく使用すれば、小さなお子さんでも安心して使えるお薬なんですという事を伝えたくて今回の記事を書きました。

知らなかった方はぜひ参考にしてみて下さい!

▼この記事を書いた私は、
・10年以上医療関係の仕事に従事
・毎月1000人以上の方に健康情報や飲み薬の提案をしている
・登録販売者という資格を取得
・セルフメディケーションについて日々勉強している

それではいってみよー!

ステロイドはこわくない!そもそもステロイドって何?

ステロイド系抗炎症薬(ステロイドけいこうえんしょうやく、SAIDs:Steroidal Anti-Inflammatory Drugs、セイズ)とは、20世紀半ばに使われるようになった抗炎症薬である。医療現場ではステロイドと略されることが多い。主な成分として糖質コルチコイドあるいはその誘導体が含まれており、抗炎症作用や免疫抑制作用などを期待して用いられる。様々な病気の治療に使われている。作用の強弱について様々な種類が用いられており、他の医薬品も含めて症状に合わせて使い分けられる。
ウィキペディアより引用

けるとも
けるとも
引用したのはいいものの、よく分からないですね!笑

要は、虫刺されや皮膚の炎症はステロイドを使用した方が早く治りますよ、って事です。

ステロイド剤の強さ

出典:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/qa/class_steroid/

上の図の通り、ステロイド剤の強さは全部で5段階に分かれます。リンデロンなどは、病院でもらう事も多いので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

病院用のステロイドと薬局用(OTC)ステロイド剤との違い

出典:http://www.d1yk.co.jp/info_health/2016/05/post-30.html

病院用と、薬局用とでは、同じステロイド剤でも、取り扱う種類が異なります。「ストロング」までが薬局で売っているものになります。

なので、有名なリンデロンは市販では手に入りませんが、実はほとんどの症状は、「ストロング」で十分対処可能なんです。なので、用法・容量を守れば安心なんです。

皮膚病の治療方法を2つ紹介

ここでは、代表的な治療方法を2つ紹介します。

①ステップダウン療法

出典:https://www.flucort.jp/feature01.html

強いタイプのステロイド剤からスタートする方法。症状が良くなってきたら、徐々に弱いタイプのステロイドに変更していきます。

▼メリット
短期間で治療可能
かき傷がひろがらないので、傷跡が残りにくい

②ステップアップ療法

出典:https://www.flucort.jp/feature01.html

ステップダウンとは逆で、副作用の少ない弱いタイプのステロイドからスタート。効果が無ければ、強いタイプのステロイドに変更していく方法。

▼デメリット
・治療が長期化しやすい
・症状が慢性化する
・まれに湿疹の跡が黒ずんで残ってしまう

ちなみに、①のステップダウン療法が主流になってます。ポイントは短期集中で長引かせない事ですね!

市販薬でおススメは「アンテドラッグ」

出典:ロート製薬

患部では、ストロングタイプのステロイドとして、優れた抗炎症作用を発揮しますが、体内に吸収され、血中に入ると、ウィークタイプのプレドニゾロンに分解され、圧倒的に副作用が少なくなります。

ドラッグストアや、薬局で購入する際は、「アンテドラッグ」の皮膚薬下さいと言ってみて下さい。1歳から使用できるものもあります。

ステロイド剤の間違った考え

昔はよく、「ステロイドはこわい薬」、「皮膚が黒くなったり、皮膚が魚のうろこのようになる」といった話をよく言う方が多くいました。

しかし、これは間違った考え、認識です。ステロイドを塗ると、皮膚の表面の炎症が取れ、皮膚が薄くなっていきます。そうすると、とても化粧ノリも良くなります。

間違った認識がひろまった背景として、むかし、ステロイド薬の「フルコート」という商品を化粧下地として使用する夜の商売の方が多くいて、このような事を言われるようになりました(諸説あります)。

毎日使用すればこのような副作用が出るのは当たり前です!短期での使用でこのような事にはなりません。

ステロイドの副作用に、ムーンフェイス(顔が満月のようにむくんだ状態)があります。これも、内服で使用したり、ベリーストロングの外用剤を長期間使用した場合に起こる副作用です。アンテドラッグを短期間で使用する場合は、このような事は発生しません。

※もちろん、万人に合う薬は存在しないので、用法・容量を守った上で、合わなかった場合は使用を中断し、病院受診をしてください。

正しく使用しよう

・明らかに感染症(水虫・とびひ・ヘルペス・にきびなど)が原因でない場合は、アンテドラッグのストロングタイプの皮膚薬がおススメです。まずは、2~3日使用し様子を見て、症状が改善されない場合や、ひどくなった場合は使用中止し、ミディアムタイプのステロイド剤を試してみてください。

・細菌性の病気か判断できない場合は、「ドルマイコーチ」という市販薬を試してみて下さい。この場合も、改善されない場合は使用を中止する事。「困った時のドルマイコーチ」で覚えて下さい。

・顔に塗る場合は、ウィークタイプのステロイド剤がおススメです。

・病院では2歳未満の方にはウィークタイプが出されます。中には1歳から使用できるアンテドラッグタイプもあるのでお店の人に聞いてみて下さい。乳幼児から小学生であれば、ミディアムタイプ、中学生以上は大人と同じ対応で構いません。

・手のひら2枚分を超える使用はおススメしません。必ず薬剤師、登録販売者に相談してください。

ステロイド剤はこわくない!まとめ

・ステロイドは強さによって5段階に分けられる
・使用するときは、ステップダウン療法。徐々に弱くしていく
・おススメは「アンテドラッグ」
・ステロイドがこわい、キケンは昔の話
・正しい知識で用法・容量を守って使えば安心な薬

いかがでしたか?僕の経験上、間違った認識で勘違いされている方も多くいたため、正しい認識で使えばこわくないですよーという内容でした。

また、間違った用法容量を守らずに長期間使用して肌トラブルになった方もたくさん見てきたので、必ず守ってください。正しい知識で正しく使用すれば、ほぼ全ての皮膚トラブルは良い方向に向かうと思います。

お時間です、さようなら。

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